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Linux環境のセットアップ
 
Linux上での環境構築は以下の手順で行います。
  1. Java2 SDKのインストール
  2. Tomcatのインストール
  3. MySQLのインストール
  4. JDBCのインストール

1, Java2 SDKのインストール

以下のURLから最新のJava2 SDKをダウンロードします。

http://java.sun.com/j2se/
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/index.html (2003年10月現在1.4.2_01が最新版です)

なお、bin形式とrpm形式の2つが提供されています。今回はbin形式について解説しています。ダウンロードするファイルは以下のようなファイルとなります。

j2sdk-1_4_2_01-linux-i586.bin

なお、「1_4_2_01」がバージョンを表す部分なので、そのときに最新のバージョンの数字に読み替えてください。ダウンロードする先は自分のアカウントが書き込み、実行権限を持つディレクトリであればどこでもかまいません。
 ダウンロードができたら、次にこのファイルに対して実行権限を設定します。以下のようなコマンドで権限の変更を行うことができます。

# chmod 544 j2sdk-1_4_2_01-linux-i586.bin

上記のコマンドにより実行権限の変更ができたら、次にこの実行権限ファイルを実行します。なお、このとき、インストール先のフォルダに対して書き込み権限のあるユーザーでプログラムを起動してください。この解説では/usr/local/binの下にインストールを行っているためrootで実行しています。

# ./j2sdk-1_4_2_01-linux-i586.bin

このプログラムにより以下のようなウィンドウが立ち上がり、インストールが実行されます。

このプログラムでは、ライセンスに対する承諾と、インストール先のディレクトリの設定を行うことができます。なお、インストール先のディレクトリに対して書き込み、実行権限がない場合にはエラーが返されます。
 インストールが終了したら、次に各ユーザーがJavaのプログラムをターミナル上から実行できるように設定します。この解説ではユーザーが用いているシェルがbashであることを前提としています。
 bash上でパスの追加をするには、ホームディレクトリの下にある「.bashrc」を編集します。emacsやviなどで以下の2行を追加します。

export JAVA_HOME=/usr/local/bin/j2sdk_nb/j2sdk1.4.2
export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin

上記の行を追加したら、ターミナルを再起動して、Javaの実行ディレクトリへのパスが通ったかを確認します。以下のコマンドを入力することにより確認します。

$ java -version

実行結果は以下のようになります。

上記のような文字列が表示されればJavaのインストールは成功です。

2, Tomcatのインストール

まず最初にTomcatのバイナリーファイルをダウンロードします。Apache.orgからダウンロードすることができます。2003年10月現在では4.1.27が最新版となっています。

http://jakarta.apache.org/site/binindex.cgi

上記のサイトから「tomcat-4.1.27.tar.gz」をダウンロードします。なおページのかなり下の方にダウンロードのリンクがあるのでよく探してみてください。
 ダウンロードしたファイルをインストールしたいディレクトリにコピーします。この解説では/usr/loca/binの下にインストールを行うので、以下のようなコマンドでコピーを行います。

# cp tomcat-4.1.27.tar.gz /usr/looca/bin

このあと、コピー先のディレクトリに移動して、上記のファイルを展開します。

# cd /usr/local/bin
# tar xzvf tomcat-4.1.27.tar.gz

上記コマンドにより、/usr/local/binの下に「jakarta-tomcat-4.1.27」というディレクトリが展開されます。これでインストールは終了です。
 Tomcatは起動しただけでは動作していません。そこで、Tomcatの起動と終了についても解説しておきます。起動はstartup.shで、終了はshutdown.shを用います。これらのファイルはインストールディレクトリの下のbinディレクトリの中に格納されています。したがって、起動終了はそれぞれ以下のようになります。

起動
# /usr/local/bin/jakarta-tomcat-4.1.27/bin/startup.sh

終了
# /usr/local/bin/jakarta-tomcat-4.1.27/bin/shutdown.sh

なお、起動しているかどうかを確認するには、startup.shを実行後に以下のURLをWebブラウザで確認してみてください。

http://localhost:8080/index.jsp

以下のような画面が表示されればインストール、起動が成功しています。

3, MySQLのインストール

次にMySQLのインストールを行います。この解説ではバイナリーを用いてインストールを行います。まず最新のMySQLのバイナリーを以下のサイトから取得します。

http://www.mysql.com/downloads/

MySQLはLinux向けにはtarで固められたものとrpm形式の提供されています。この解説ではtarで固められたものを用いています。また、それぞれにstandard、Max、Debugの3種類が用意されています。この解説ではstandatdを用いて進めています。なお、MaxやDebugを用いてもインストール手順は変わりません。また、2003年10月現在4.0.15が最新版となっています。そのため、ダウンロードするファイルは以下となります。

mysql-standard-4.0.15-pc-linux-i686.tar.gz

このファイルをインストールをしたいディレクトリにコピーし、展開します。この解説では/usr/local/binにインストールを行っているので以下のようなコマンドとなります。

# cp mysql-standard-4.0.15-pc-linux-i686.tar.gz /usr/local/bin
# cd /usr/local/bin
# tar xzvf mysql-standard-4.0.15-pc-linux-i686.tar.gz

上記のコマンドによりmysql-standard-4.0.15-pc-linux-i686というディレクトリが生成されます。なおディレクトリ名が長いと思われる方は、ディレクトリ名を変更していただいてもかまいません。
 次に、MySQLを実行するユーザーの作成を行います。ここではmysqlというグループとmysqlというユーザーを作成します。Redhatに付属しているユーザーとグループの管理ツールで作成してもよいのですが、一応コマンドを紹介しておきます。

# group add mysql
# useradd -g mysql mysql

 次にDBの初期化を実行します。このスクリプトは、展開されたディレクトリ内のscriptsディレクトリに格納されています。そこで、いったん展開されたディレクトリ内に移動してから、スクリプトを実行します。

# cd mysql-standard-4.0.15-pc-linux-i686
# scripts/mysql_install_db

上記を実行すると以下のような結果が返されます。

[miyasaka@localhost]$ scripts/mysql_install_db
Preparing db table
Preparing host table
Preparing user table
Preparing func table
Preparing tables_priv table
Preparing columns_priv table
Installing all prepared tables
031014  5:04:52  ./bin/mysqld: Shutdown Complete
 
 
To start mysqld at boot time you have to copy support-files/mysql.server
to the right place for your system
 
PLEASE REMEMBER TO SET A PASSWORD FOR THE MySQL root USER !
This is done with:
./bin/mysqladmin -u root password 'new-password'
./bin/mysqladmin -u root -h localhost.localdomain password 'new-password'
See the manual for more instructions.
 
You can start the MySQL daemon with:
cd . ; ./bin/mysqld_safe &
 
You can test the MySQL daemon with the benchmarks in the 'sql-bench'
directory:
cd sql-bench ; perl run-all-tests
 
Please report any problems with the ./bin/mysqlbug script!
 
The latest information about MySQL is available on the web at
http://www.mysql.com
Support MySQL by buying support/licenses at
https://order.mysql.com

さらに、ここで先ほど作成したmysql実行アカウントに対して、上記で作成したデータベースの権限を割りあげます。以下のコマンドをインストールディレクトリで実行します。この解説では/usr/local/bin/mysql-standard-4.0.15-pc-linux-i686に現在いるものとしています。

# chown -R root .
# chown -R mysql data
# chgrp -R mysql .

最後に、MySQLを起動します。MySQLの起動はbinディレクトリの下に格納されているsafe_mysqldで行います。以下のようなコマンドを実行します。

# ./bin/safe_mysqld &

 MySQLが実行されているかどうかを確認するには以下のコマンドを入力してください。

# ./bin/mysqladmin ping

「mysql is alive」と返ってくれば、正常に動作しています。

4, JDBCのインストール

 TomcatとMySQLが連携できるように、JDBCをインストールします。JDBCにはいくつかの種類がありますが、この解説では、MySQL Connector/Jを用います。まずは最新版を以下のURLから取得します。

http://www.mysql.com/downloads/api-jdbc-stable.html

2003年10月現在3.0.9が最新版となっています。そのため、以下のファイルをダウンロードします。

mysql-connector-java-3.0.9-stable.tar.gz

このファイルを展開します。

# tar zxvf mysql-connector-java-3.0.9-stable.tar.gz

上記のコマンドを実行するとmysql-connector-java-3.0.9-stableディレクトリが生成されます。このディレクトリの中に格納されている以下のファイルをTomcatのlibディレクトリにコピーします。

mysql-connector-java-3.0.9-stable-bin.jar

コピー先のディレクトリが、/usr/local/bin/jakarta-tomcat-4.1.27/common/libであるとすると以下のコマンドでコピーを行います。

# cd mysql-connector-java-3.0.9-stable
# cp mysql-connector-java-3.0.9-stable-bin.jar /usr/local/bin/jakarta-tomcat-4.1.27/common/lib